何かを買う前に、私はいつも同じことを自分に問いかける。
「これは、どう手放せるだろうか」
売れるのか。譲れるのか。使い切れるのか。それとも、手放すこと自体に手間やコストがかかるものなのか。この問いに答えられないものは、基本的に買わないことにしている。
出口が見えないものは、判断できない
所有には入口と出口がある。多くの場合、私たちは入口のことしか考えない。値段、性能、見た目。どれも大事だが、それだけでは所有の全体像は見えてこない。
出口が見えていないものは、実のところ、まだ正しく判断できていないものだ。手放すときの手間、かかる時間、心理的なハードル。それらを想像しないまま所有を始めると、後になって「なんとなく持ち続けている」状態に陥りやすい。
出口を考えることは、けちることではない
誤解されやすいのだが、これは「買わないための理由探し」ではない。
出口を考えることは、むしろ安心して所有するための準備だ。手放し方が分かっているものは、思い切って使い倒せる。逃げ道がある方が、人は大胆になれる。
TODO: ここに、実際に「出口を決めてから買った」具体的な体験(購入価格・想定所有期間・実際にどう手放したか、または今も所有中かなど)を追記する。
想定所有期間は、約束ではない
買うときに「だいたいこれくらいの期間、付き合うだろう」と考えることもある。ただし、これは自分への約束ではない。
思ったより早く飽きることもあるし、逆に想像以上に長く使い続けることもある。想定はあくまで判断材料であって、縛りではない。
出口を決めても、失敗はする
出口を考えたからといって、失敗がなくなるわけではない。
買って合わなかった。想像していた使い方をしなかった。それでも、出口をある程度把握したうえでの失敗は、始末に困らない失敗であることが多い。
失敗そのものより、「身動きが取れなくなること」の方が、私にとってはよほど厄介だ。