サーキュリストとは

サーキュリストは、「人生の幸福を最大化するために、所有・利用・手放しを循環させる」という考え方です。物は少なければいいわけではありません。必要なタイミングで所有し、十分に楽しみ、適切なタイミングで手放し、次の経験へ移る。その循環そのものを大切にしています。

所有には、購入費だけでなく、維持費・時間・空間・手間・注意力・ストレス・判断コスト・手放すコストなど、金銭以外の様々なコストがかかります。一方で、満足・経験・学び・楽しさ・自己理解といったリターンもあります。サーキュリストは、この両方を幸福という物差しで捉え直そうとする試みです。

特に大切にしているのは、「出口が見えていないものは購入しない」という原則です。所有のライフサイクルは、入口・所有利用・出口の3段階で成り立っており、出口まで含めて所有だと考えています。ただし、合理性だけがすべてではありません。好奇心や衝動、挑戦や変化にも価値があり、買って失敗した経験さえも、必ずしも失敗とは考えていません。

このページは、サーキュリストという考え方を完全に定義し切るためのものではなく、現時点での定義を簡潔にまとめたものです。著者自身がサーキュリストとして生活しながら、この考え方も少しずつ変わっていくと思っています。